土地との縁を感じた話~その3~

こんにちは。葉月いち歩です。

気に入っていた土地を買えなくなって、新しい土地も見てみることになったのですが、いろいろ考えるのに疲れたのもあって、
「もう、ゆっくりでもいっか…」
となんとなく時間を過ごしていました。
そんな時、
「これ、どうかな」と夫が1つ気になる土地を見つけたのです。
最初の土地を見つけた頃にはそのサイト上に載っていなかったので、打ち合わせが進まないまま過ごしている間に出てきたのでしょう。

その土地は、写真を見る限り細くて急な坂を登って入る感じで、古家が建っていて、木もけっこうたくさん生えていて、あと綺麗な四角形でもなくて、ぱっと見た感じはちょっと不便そうで敬遠してしまいそうなものでした。

でも、グーグルマップを使うとその土地からの景色なんかも見られるので、それらもよく見ていくと、その場所は高台にある、とても景色が良い土地だということが分かったのです。

実際に見に行ってみても、見慣れない車に嫌な顔をしないご近所さん。
そして調べていた通りの見晴らしの良さ。

高台の南向きの、東側にも隣家のない落ち着きそうな土地。
市町村の災害マップを見ても、地盤調査のアプリで調べてみても、なんの問題もなさそうな土地。

何より、高いところからの景色を見るのが好きな夫が気に入った土地。

考えていた理想の間取りも、この土地に合わせて変えればいい。
不便なところだって解決策は何かしらある。

一気に考え方が前向きに、そして前よりちょっと柔らかくなりました。
理想の間取りを先にけっこう固めてしまっていたので、最初は「それが入る土地がいいな」と探していたのですが、
この土地なら、自分で作った理想の間取りの良さよりも、土地のもつ良さの方が勝るな、と思ったのです。
土地の良さも含めて考えたら、理想の間取りももっとよくできるな、と自然と気持ちも切り替わりました。

この土地なら、買えなくなった土地以上に好きになれる。
ちょっと不便なこともあるけれど、きっと、毎日ワクワクして暮らせる。

気に入る土地が見つかって、ぱっと視界が開けた思いでした。
あと、古家があってちょっと入り組んだ場所にあるからか、価格が抑えられていたのも嬉しいことでした。

しかもその土地を扱っているのが、なんと今打ち合わせをしている工務店だったのです。

この土地はどうかと聞いてみると、すぐに情報を集めて詳しい話を聞かせてもらえました。

そこからは本当に早くて、新しい土地に合わせて私が間取りの案を急いで考え、工務店の設計士さんが無駄なところをうまく削ぎ落として私たちの希望を叶えてくださって、土地にちゃんと家が収まることも確認して頂き契約まで進みました。

後で聞いた話ですが、私たちの後にその土地を買いたい人が何人かいらっしゃって、ちょっと遅ければ買えなくなるところだったそうなのです。
間取りや配置の打ち合わせをしていたときはそんなこと言われなかったので、今回は何も焦らず過ごしていましたが、知らない間に私たちの結論が出るまでその土地を押さえていてくださったそうです。

今までのいろいろな出来事を思い出すと、
一番目の土地が工務店さんと私たちの縁を繋いでくれたのかもしれないな、
とか、
トラブルになるかも知れない人と隣人として暮らさなくていいように守られていたのかな、
とか、
本当に縁のある土地は、なんのトラブルもモヤつきもなくスムーズに話が進むんだな、
とか、
これは!と思う土地に出会ったことで、元々考えていた理想の間取り以上のものができたな、
とか、
いろんな考えが浮かびます。

この土地探しの一連の流れで、私たちは良い出会いをし、悪い出会いは回避し、持っていた理想以上に好きになれる自分たちにとってぴったりの土地を見つけました。
あと私は、一生懸命間取りを考えすぎてちょっと視野が狭くなっていた所もあったので、チャンスを逃す前に軌道修正できて良かったなぁ、と今になってホッとしています。夫の提案を聞いたとき、拗ねないで新しい土地を検討して良かったな。笑

そう思えば、起こった出来事にも意味があったのかもしれません。
これが土地との縁というものかなぁ、と思ったのです。

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