土地との縁を感じた話~その2~

こんにちは。葉月いち歩です。

はじめに家を建てようと打ち合わせが始まっていた土地は、
私たちの好みの環境、方角、広さ、価格どれをとっても
「これ以上の土地はないんじゃないか」
と思うほどの、お気に入りの土地でした。

前回の記事でも書いたように、最初は広すぎて買えないと思っていたのに、偶然分割して販売してもらえることになり、きっと私たちはこの土地に縁があるのだと思っていたのです。

ところが、途中で私たちにはどうしようもないトラブルが起こってしまいました。

今思えばなるほどな、と思うような前兆もありました。

打ち合わせなどで土地の測量図を見ていても、測量の結果思っていたより広かった部分は全部奥側の土地になっていて、なんとなく奥から攻めてこられているような印象を持ち始めたのです。

また、「土地の境界については1m程度ならお互いのご要望をすりあわせます」とのことだったので、それならば私たちの土地に少しでも奥行を増やして欲しいと相談しても、申し訳なさそうに「無理でした」と答えが返ってきます。奥の土地は当初の予定よりも広くなっているのに、どういうこと?と不信感も出始めたのがこの頃。

また、かなり早い段階から奥のお家の方が目隠しフェンスを高めに設置しようとしている、という情報が伝えられました。家の内容がどれだけ進んでいるのか知らないけど、こんな早くからフェンスを重要視するって、なんとなく警戒されているような、気難しそうな印象も受けるなぁ。

そんな不安やら不信感で、なんとなく家づくりに気が乗らなく、楽しくなくなってしまいました。
そんな時、決定的な連絡が入ったのです。

なんと、もう1軒のお家の要求がどんどんエスカレートして打ち合わせがうまくいかなかったようで、分割して土地を買う話そのものがなくなってしまったというのです。
その工務店としても、縦長の土地の接道側半分を販売して、奥側の旗竿地だけを買い手のつかない状態で置いておくのはリスクが高く、そうせざるをえないとのこと。

私たちがその土地に住むには、
・奥側の旗竿地の買い手になる(「その場合はお詫びに安くします!」とのこと)
・高くても土地をまるごと買い取る
・奥の旗竿地の買い手を探す
ぐらいしないと無理そうでした。

この話を受けたとき、なんとなく納得したのです。あぁ、私の感じた違和感は間違ってなかった。
そして、そんなむちゃくちゃな状態で話が進まなくて本当によかった。

ここで、その土地をどうするか私たちは選択を迫られます。

そのもう1軒の見も知らぬお客さんに腹が立って、こんな思いをするなら無理してでも土地をまるごと買ってしまおうか。

旗竿地でもあの土地なら充分快適だから、少し我慢して安く手に入れようか?

とっても気に入った土地だったので諦めがつかず、また怒りで気が大きくなったのもあり、最初はその土地まるごと買いたいと住宅会社に申し出ました。しかし、そのもう1軒のお客さんが別の住宅会社を通してその土地を仮押さえしていて、やっぱり話は進みません。

強引に契約を先に結ぶ方法ももしかしたらできたのかもしれませんが、
営業さんに心配されたのです。
「もう1軒の人たちの土地への執着が強すぎて嫌な予感がする。土地を買ってもトラブルになる可能性があるし、価格も高い。他に気に入る土地がないか探しながらもう少し様子を見ませんか」と。

失礼なことをしたと謝罪も受けると気持ちも落ち着いて、強引な手段を取ったり大きな決断をするのはちょっと待とう、とようやく地に足がついてきたのです。
あの時予算オーバーのまま大きすぎる土地を買っていたらどうなっていたことか。不信感を持ち始めていましたが、ようやくこの時営業さんとちゃんと信頼関係を作れたように思います。

その後、私たちは新しい素敵な土地と出会い、その土地で家を建てる契約を結びました。
その出会いについてもまた書こうと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です