持ち家を考えたとき、初めて人生に見通しをつけられた。



こんにちは。葉月いち歩です。

持ち家のある人生と、賃貸で自由に暮らす人生、私たちにとってはどちらが幸せなのだろう?
家が欲しいと考え始めたとき、そんなことを考えたことがありました。

もし、賃貸で生活し続けたら?

順調に行けば、年齢とともに収入は上がっていって、普段の生活に余裕も出てきて欲しいものや行きたいところをいろいろ叶えていくのだろう。貯金もしっかり残して、定年後は2人の年金と貯金を合わせて家賃を払いながら暮らすのだろう。最後は老人ホームに入所するのかな。

でも、もし順調じゃなかったら?今は夫が仕事頑張ってくれていて、私は短時間の仕事で暮らせるけれど、もしも夫が働けなくなったり、早くに死んでしまったら?働けなくなるってことは、障害年金などの補助が何か使えるだろうし、保険も何か出るだろう。それに私がフルタイムで働けば、ギリギリ生活はできるだろう。夫が生きているのであれば、まぁ頑張れる。

でも、夫が死んでしまったら…お金に関してはリアルに考えるともっと狭い、安い賃貸に引っ越して、まぁしばらくは受け取った保険金にお世話になって、遺族年金とかもあるのかな?結婚前は自分が暮らすお金は自分で稼いで暮らしていたのだから、生活していくことはできるはず。でも、そんな人生、私は前向きに生きられるだろうか。

そんな、十分にあり得る出来事で生活が簡単に崩れてしまいそうな賃貸生活の危うさを、今まで見ないふりをしてきたことに気がつきました。

では持ち家なら?

生涯かかる住居費は賃貸よりも高くなる可能性が高いけれど、順調に行けば賃貸と同じように一生安心して暮らせそう。ローンの返済もできるだけ早く終わらせたら、老後は修繕と税金にかかるお金のことだけ考えて暮らせば良くなるだろうな。そして、何より賃貸住宅よりも広さや設備の充実した、満足度の高い住まいに暮らせるのは大きい。

高額なローンは重圧もあるけど、ローンを組む時に団体信用保険に入るので、大きな障害を抱えてしまったときや死んでしまったときはローン返済の必要がなくなる、保険としての見方もできます。家の価値にもよりますが、どうしてもの時に売ることができれば、ローンの残りはある程度相殺できるので、資産として考えることもできます。

2人で頑張れば仕事なくしたとかで収入に変化があっても対応していけるし、もしもの時には残される家族に住む場所だけは残る。もしもひとり残されても、そうやって生き延びて思い出の残る家を守って、最後は家と土地を売ったり譲ったりできるように手配しておけばいい。そんな風に考えました。

今の我が家の収入はほぼ夫によるものだし、夫は私がいなくなろうがなんだろうが、賃貸でも持ち家でもきっと余裕で生きていくんだろうな。でも、私が賃貸でひとり老後を生き延びることを思うと、たくさん苦労するのに守りたいものも何にもなく、先がひどく暗く見えて、寿命を全うするところまで思い描けなかったのです。
ですが持ち家なら、もしも夫が働けなくなったら、早くに死んでしまったら、と良くない事態を想定しても、「まぁ最悪こうすればいいかな!」と何らかの解決策や、生き延びる一応の見通しが持てたのです。

よく考えてみると、リスクのない人生なんてない。賃貸で暮らし続けるリスクも、持ち家を買って大きなローンを背負うリスクもどちらもある中で、どちらを幸せと感じるのか、いろんな事態を想定していろんな制度やサービスを調べる中で、持ち家の方がリスクと引き換えに得られるものが大きいと我が家の場合は判断しました。

かわいい家を妄想して喜ぶだけではあかん!となってこの時だけは本当に真剣にいろんなことを考えたのでした。けっこうヘビーな時間でした…

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